農家の絵日記

道具も農地もない全くの非農家が、2016年秋に専業農家になりました。

だんだんわかってくる

今日は黒大豆のあとの枯れ草だらけの畑をどうにかしないとということで、1日燃やしてました。

いらないダンボールとかを燃やすだけならチャッカマンでいいけど、数千平米の畑を燃やすにはバーナー(セパレートタイプ)が最適です。

でもこれがけっこう重くて大きいし、先からゴーゴーと炎が出たりして最初は怖い。
で説明書を見ながらやるんだけど、最初の年はレバーを閉じたり開けたりする意味がわからず、ゴーゴー炎が出てもうものすごく怖い。。。

このバーナーを使うのは3年目くらいなんだけど、テンション低めで最初の予熱作業をしてみる。(  ̄▽ ̄)
ここでゴーゴーゴーゴー火炎放射の炎が吹き出すから怖いんだよね。
でも燃料を送るレバーを閉じてるから必ず炎が小さくなってそこで予熱が完了っていうことが、やっと冷静に意味がわかってこなせるようになりました。
あとは、自分の必要な炎にするためにレバーを開けるだけ、火力が弱くなったらピストンで圧力復活させるだけだった。
最初の予熱のための炎をつけるのも「畑の豆の枝の塊に灯油をピュッピュッとすれば簡単」と教わってたんだけど、これも冷静にできるようになりました。

ただ、全面びっしり枯れ草だらけなら次々炎が進んで勝手に燃えていくんだけど、中途半端に草が生えてるとそこで炎が途切れてそのたびにちょこちょこ火をつけていかないといけなくなる。

そこが一番大変だった。
それで炎に包まれて命を落とす人もいるみたいだし。
体中すすだらけになりながら、なんとか無事に1日を終えました。
ちなみに、まだ燃やす畑あります。
なにはともあれ、初めて使う道具(←めったに使わないもの限定)のことがわかるのに3年くらいはかかるってことです。
というか、畑をちゃんと管理できていれば、そもそもバーナーを使うことはないんだけど(* ̄∇ ̄*)。