農家の絵日記

道具も農地もない全くの非農家が、2016年秋に専業農家になりました。

慣れっこ

米の直播き栽培の新しい方法は自分の地域では難しいことがわかり、麦栽培も米の施設が揃ってることが前提であることがわかり、どちらも断念。

麦ができない以上、今は春の収入として玉ねぎを極めていくしかない。

玉ねぎ農家というのも存在してるんだし。

こうなったら長期間出荷できる玉ねぎ農家を目指すか。

 

それにしても、やろうとしたら大抵壁にぶち当たる。

もう慣れっこだけどね。

寝る前にちょっと動画観れば簡単にリセットできるようになったよ。

最近、(今さらだけど)新しい○○のリーダーズにハマリ、動画も観るようになってしまった。昔バンドやってた時の記憶が頭の奥深くに沈む前に呼び戻してくれるよ。

青春を切り裂く波動とスキライがお気に入り。

君は今何にハマってるの?

そんな話もきいてみたいよ。

新入りさん

10月21日、運搬車運搬計画を実行しました。

その前日、借りたトラックは1150kg積載できることが分かりまずは一安心。

家の周辺に駐車すると邪魔になりそうだったので、とりあえず畑にいてもらうことに(  ̄▽ ̄)。

そして当日早朝に軽バンと入れ換えていざ新見へ出発!

 

レンタル代ガソリン代に加えて高速代を払うと業者に頼むのと変わらないんじゃないか?ということで、高速代をけちる。

一度だけ新見に一般道で行ったことがあるので、なんとなく流れはわかるし一般道で行けなくはないはず( ´∀`)。

 

・・・けどやっぱり新見は遠かった。

180号を通れば迷うことなく行けるということで何よりトラブル回避の道を選択したんだけど、新見までは道路標示も多く問題なく着いた。

問題は、ここから。

新見市に入った頃、ナビの目的地まで30キロくらいあった気がする。

目安の時刻も市内に入ってから45分以上あった気がする。

正確には覚えてないけど、「ナビ壊れてるんじゃないか?」と思うくらい、目的地まで遠い。

確かに新見市は合併でもあったのか、やたら広いんだよね。

南から新見に入って北東に抜けるギリギリ辺りが目的地になってた。。。

これが大誤算で、番地まで地図で確認しておけばよかった(ーдー)。

結局出発してから3時間半かかりようやく到着。。。

さらに、現地は新見市内に入った辺りからの雨が止まずまあまあ降ってる中で運搬車を荷台に載せることになってしまう(ーдー)。

2人がかりでずぶ濡れになりながら、なんとか固定してすぐさま帰路に。

本当は、農大メンバーで農業で成功してるめったに行けないその人の農地や倉庫を見学したかったけど、ゆうぷらの卓球教室に出るために断念。

帰りは高速も考えたけど、慣れない車で固定してるロープがもしゆるんだら大事故につながるので、やっぱり下道を行く。

でしばらく戻りつつ、、、あれ?

帰りも3時間はゆうにかかるんだからそれを足したら13時半。

13時半からの卓球教室に全く間に合わない。

それどころか、「ゆうぷらすっ飛ばして畑に戻って運搬車を下ろしてまたトンボ帰りで15時に岡山市内の店にトラック返却」もかなり厳しい。

元々17時まで借りてるんだけど12時に返すことを伝えたら15時に別の客に貸す予定を入れられてしまい、そこがタイムリミットになったんだよね。

で、精神的にかなりのプレッシャーの中、畑まで戻りロープほどいてバターかけて集中して無事運搬車をおろすことに成功!

あとは岡山まで戻ってトラックを返すだけなんだけど、時間を確認したところ15時15分前。。。

30分はかかるので、もう慌てず騒がずでとにかく事故のないように返すことに気持ちを切り替えたよ。

幸い15時半までに返せばいいことになって、延滞金もなく無事任務完了することができた。

まあ元々17時まで借りるお金を払ってるしね。

多分次の人も15時半に変更してたんだろう。

苦労して手に入れた運搬車は600キロ積みですごくキレイだし、荷台も少し大きくなったし動作も問題なく、今までの運搬車よりもだいぶランクアップ!(*^▽^)/★*☆♪

今までの運搬車は作業台にも使えるので2台持ちにすることしたよ!

2024年の黒大豆

今年の黒大豆は夏の高温と水分不足でかなり厳しい。

今さらどうしようもなく、できることを進めつつ気持ちはもう来年の黒大豆に向いている。

同じことをしたらまた同じ失敗をするからね(  ̄▽ ̄)。

高温は対処が難しくこちらができることは蒔く時期を変えるくらいしかないので、とりあえず「水分不足」を解決しないと。

水をポンプ等で直接投入することが可能なのはほんの一部の畑であり、たとえエンジンポンプや大型ポンプと大量のホースをつないでいくら頑張っても、なかなか畑全体に届かず豆が枯れるのを防ぐのが精一杯でそれも一部のみ。

大事な花を維持するだけの効果が期待できないことがわかった。

 

水を与えることができないなら、乾燥を少しでも防ぐしかない。

 

来年はやせた畑を少しでも豊かな大地にするために以前行ってた緑肥栽培を本格的に復活させようと思ってるんだけど、大豆では麦の混植栽培というのがあるらしい。

「豆のうねの間に麦を平行に蒔いて育ててやがて高温になると枯れてしまい、その倒れた麦が豆の隙間を埋めつくし草を防ぐ」というもの。

特に豆の両側に麦を蒔いておくと豆の根元に枯れた麦が覆い草を抑える効果が高いらしい。

これって・・・土の露出を減らし土の乾燥も防いでくれるんじゃ?

マルチをするのと同じくらいの効果があるはず。

何より、その時期の麦は暑くなると勝手に枯れるので基本的にほったらかしでいいというのが魅力がある。

マルチを張る労力もポンプやホースを運ぶ労力もそれらの燃料代も必要ない。

豆と同時播種なので、豆と麦で3列だけど新しいトラクターなら余裕だ。

うねも立てないほうが乾燥しにくい。

麦の品種は、とりあえず「てまいらず」でいいだろう。

早くやってみたい( *´艸`)。

運搬車運搬計画

今年から白ネギ作るのをやめて、出荷作業のための12月から始まってた「週に2日以上真冬に朝4時起きほぼ外作業」というきついノルマがなくなり、心にちょっとだけ余裕があるよ。

そこで、なかなかできなかった必要なさそうな機械を年内に処分していこうと思い、リストを作ってみた。

・大型管理機

・自走式動噴(動力噴霧器)

・運搬車

・自走式草刈り機(小型)

・玉ねぎ収穫機(マルチ栽培には対応していない)

・白ネギ皮むき機

は、確定かな。

ほとんどお金にならない引き取り希望のものもあるけど。

この中で運搬車はまだ現役なんだけど、バッテリーを積んだセル式のものが手に入りそうな話があって、その車とチェンジできる前提になってる。

農大時代の同期のおじちゃんから「知り合いからもらったから、もし取りに来れたらそのままあげるよ」という電話をもらったのが去年の11月くらい。

そこから約1年が過ぎ、まだ存在しているか連絡をしてみたところ無事保管されてた(  ̄▽ ̄)。

 

何故こんなに長期間放置してしまうことになったかというと、「かなり距離があるから」。

場所は新見。

それもかなり山の中らしく、素人は真冬に近づかないほうがよさそうなくらいの。

そこで今年の春に行く予定だったんだけど、白ネギの出荷がようやく終わったと思ったらすぐ玉ねぎの出荷が始まってしまい、結局夏が終わるまで畑から離れることができなかった。

最近になりようやく畑の様子が落ち着いてきて玉ねぎの植え付けが始まるまでの間少し余裕ができたので、もう今しかない( ・`ω・´)。

 

ところで、運搬車は3mほどの全長があり最低でも1トン車以上の車が必要になる。

これがまたネックになり、なかなか車が調達できずに、また日にちが過ぎてしまう。

何とかレンタカーで予約をとることができたけど、積載量800kgの車の可能性がありそれだと荷台の長さが1トン車に比べて気持ち短いんだよね。

運搬車のタイヤがギリギリ乗るかというくらい。

運搬当日は午後からゆうぷら(児童館)の卓球教室もありスケジュールはかなりタイトで、どこかでトラブるとヤバい。

おまけに、店に自分の車を置けないときた。

最初に店に行くときと、トラック返して家に帰るときの方法を考えないと。

日付をまたぐから、店の近くの駐車場に置くのもやめたほうがいい。

キャンセル料発生ギリギリまで1トン車を探してみるよ。

稲刈りやらなんやら

今週末は稲刈り(作業専門の人に委託)の予定が入り、当日は午前中も児童館でのお祭りの手伝いで土曜日は精神的に落ち着くときがなかった。

前日には、玉ねぎの植え付け時に使おうと思ってたこれまでの小型トラクターの部品が突然壊れて「植え付けまでに直るのか?!」という不安要素が積み重なる。

そして今日土曜日に部品が届き、師匠と一緒に取り付け。。。

小さいくせに重くて2人がかりで何とか元通りに戻すことができ、玉ねぎ植え付けにも間に合い一安心。。。

 

そして来週末はさらに混沌。。。

 

でも、今日は委託の人に米の直まき栽培の新しいやり方を教えてもらったことと、麦栽培の方針を伝えたことも大きな一歩かも。

専用の播種器4台を買わないといけないのとトラクターのロータリー(耕す部分)をはずして付け替える作業がネックだけど、今年のやり方ではいいお米はできない。

うーん。。。

でも軽トラのほうが大事かなあ。

君から「お米欲しい」って言われたら、お米優先するけど(* ̄∇ ̄*)。

 

軽トラ計画

今年の黒大豆の不安定な収穫量を考えると、やっぱり玉ねぎだけでは成功は期待できない。

何かを変えないと、ずっとこのままだ。

で、できそうなのは・・・現実的には麦しかない。

麦をやるとなると、一番の問題が軽バンや運搬車では収穫した麦を運べないということだ。

どうしてもコンバインから直接軽トラの荷台に搬出する必要がある。

農業を始めるにあたって軽トラ軽バン2台持ちは維持費や駐車場等の関係で不可能で、どちらか1台を選択するしかなかった。

当時は、悪天候でも様々な野菜を市場に運ぶために軽バンが都合がよかった。

 

今も完全に解決したわけじゃないけど、麦をやるなら絶対軽トラが必要になる。

かといって軽バンがなくなると様々な運搬や玉ねぎの出荷で困る場面が出てくる。

軽バンの「雨」や「風」に対するアドバンテージは軽トラでは話にならないほどある。

 

そうなると、ほとんど乗らないアクセラを手放して軽トラに代える選択肢が一番現実的のような気がしてきた。

来年2月にある車検は通さず、そこで軽トラにすれば、いやがおうにも麦をしないといけなくなるし(  ̄▽ ̄)。

軽トラがあれば、豆の脱粒機も運べるようになるし。

普段、運搬車でノロノロ運んでたあらゆるものが遠くまですぐ移動させることができるし、荷台も大きくなる。

メリットはとても大きい。

アクセラを何となく所持していても、維持費だけかかって人生は進まない気がするし(´Д`)。

来月11月に軽バンの車検があるから、そのときに相談しとこうかな( ・`ω・´)。

私がいなくなったら

無事最終回を見届けました。

大切な人の名前を永遠に残せるのは、2人がこの世界に存在した証。

立場は逆になるのかもしれないけど、いつもその想いを形にしたいと思ってるよ。

それができるのは僕だけ。

15のときから変わらず好き好き言ってるのは、ほかにいないと思うけどなあ。

 

中学も高校も校舎はなくなったけど、君といた場所はなくならない。

ずっと一緒にいられたら。

ちょっと疲れちゃったら、そのことで体中いっぱいにしてまた立ち上がるよ。

 

今日も暑かった。

最近は1日の寒暖差で体調を崩す人が多いって言ってるけど、穏やかな毎日を過ごせていますように。

大豆は多くの地域で異常気象のために収穫量が減ってて、僕のとこもかなり少ない。

今は、とにかく一年を無事終わらせて少しでもスムーズに来年を迎えられるように進めてるよ。

 

追伸

公開してるメールアドレスから連絡くるの待ってます。