農家の絵日記

道具も農地もない全くの非農家が、2016年秋に専業農家になりました。

トラブル多発

水没する畑グループのメイン、4000平米を超える(しかもかなり変形)畑が一度の雨だけではや乾かず諦めムードが漂ってた。

一応、周囲に溝は掘ったんだけどな。
歩くだけでも靴が泥に沈んでいくのは恐怖だけど、溝の効果か全く歩けないわけではない。
悩みに悩んだあげく、これならトラクターを入れることができると判断し、畝立てアタッチメントをとりつけ畑にトラクターを入れた。

案の定ぐにゃぐにゃだけど、とりあえず走れる。
やってみないことには始まらないということで、一列動かしてみると若干苦しそうだけど畝は立ってる。

もう行くしかない。

方向転換でものすごい溝ができてるけど一応回れるし、もう無心でどんどん行ってると前方下部から砂煙が上がってる。

おかしい。
土は乾いてないのに、、、、って白い湯気のようなのが吹き出してるし!
オーバーヒートじゃん!
すぐさまエンジンを止め師匠に相談しに行って、空っぽのラジエターに水を追加して休ませて、、、何とか復活しました。。。

結局のべ1日ほどの時間で畝を立てることができたけど、このぐにゃぐにゃの畑にトラクター入れて、ぐにゃぐにゃしながらトラクターなだめながら畝立ててものすごい段差の畑から無事にトラクター出して。。。心底疲れた。

でも、畝立てしないと水没確定だから。

けどそんなの生ぬるいと言わんばかりの、ごんべえ(手押しの人力播種機)で4000平米豆まきはさらに過酷だった。
畝が大きすぎるのと足元の悪さが加わって作業姿勢がキツすぎ。
油断してるすきにごんべえが倒れて大量の豆を泥の中にぶちまけたり、なんか変なところから豆が出てると思ったら大量の豆が出口につまってたり。
午後の暑い時間帯は別の畑で別のトラクターで豆まきしてたとは言え、そのあと夕方からごんべえ豆まき再開もキツイよ。

でも、ごんべえがあって本当に良かった。
2日間でよくここまで。
通路はぐちゃぐちゃだけど、畝の上の豆をまいた部分はそこそこ細かい土を薄くかけることができてる、、、気がする。

ラクターの爪が1つはずれて畑の中に埋もれてしまったことくらいで、あとは無事かな(  ̄▽ ̄)。
明日雨ふる前に除草剤まきたいけど、間に合うかな。